2013年06月26日

Wordpressで小説サイト

小人さんシリーズの開発当初は「ブログやCGIで動く動的な小説サイトは動作が重くて使い物にならない!」という思いがあり、あくまで静的なHTMLでの生成にこだわっていたのですが……あれからおよそ10年。
一般家庭のWeb接続環境やレンタルサーバ、PCなどのスペックが劇的に向上したこともあり、最近ではPHPやCGIの動的システムはすっかり市民権を得ていますよね。
ブログで小説を書いたり、小説投稿サイトを利用するのもすっかり一般的になったなぁ、と感慨深いです。

とはいえ、投稿サイトはデザインの自由度が低いですし、ブログはごちゃごちゃして読みにくかったり、目次づくりが面倒だったりするデメリットはいまだ健在。
ブログ的な楽ちんさとデザインの自由度、使い勝手の良さを両立するために開発したのがHTML Dwarfだったんですが、いまどきのツールで同じことができないかな……と考えて、サーバー設置型blog/CMSであるWordpressを使った創作サイトを考えてみました。
実際に作ってみたサンプルが、こんな感じ。
花迷路

↓スクリーンショット↓
hanameiro.jpg
Wordpressのいいところのひとつは、カテゴリごとに違うデザインスキンが適用できること。
このサンプルだと小説本文とブログの2種類を使っていますが、連載作品別にデザインを変えることもできます。サンプルで手抜きなので連載の前/次リンクを設置してませんがこれもできるはずだし、工夫すれば他にも色々使い勝手を良くできるはず。
Wordpressはすごく人気のあるCMSなので検索すればノウハウは大量にありますよ。

上記のサンプルサイトで一番手を加えたのが「Novel」のページに階層化した一覧目次を表示させる方法なので、このために書き換えたfunction.phpのコードを「Blog」のほうに載せてあります。参考にしてみてください。
余裕があれば改造方法について色々掲載していけるといいんですが……。

ちなみにこのWordpress、PHP バージョン 5.2.4 以上、MySQL バージョン 5.0 以上と、無料でやるにはややサーバの条件が厳しいんですが(最近の有料のサーバなら大抵クリアできると思いますが)Wordpress.comにて無料レンタルサービスがありますし、選択肢は少ないですが無料サーバでも対応しているところがあります。
参考)Wordpressが使えて何と無料のレンタルサーバーのまとめ | Wordpress奮闘記

ちなみに、このサンプルサイトもfreewebという無料サーバに置いてあります。自動インストール機能もあるし、広告がうるさくないのでおすすめですよ。
posted by 文月夕 at 16:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 注目サイト・ツール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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