「直リン」 http://www.yomiuri.co.jp/net/column/yougo/20050521nt08.htm
……えーとどこからつっこめば。
とりあえず辞典というからには「画像直リンク」と「トップページ以外のディープリンク」は区別して解説しろよと。
一部の例外(バナーとか)を除いて基本的にアウトと言っていいであろう画像直リンクと、いろいろと議論があるディープリンクをごちゃまぜにして語らないでくれ、頼むから。
記事を引用して語りたいのですが、著作権についてを見た感じだと引用の範囲内であっても許可とりやがれという主張に読めるので、念のためにやめときます。本来の主張と別の部分でトラブルおこしたくないんで。
というわけで、第2パラグラフと第5パラグラフの内容がここに引用されているものとして以下読んでください(笑)
さて、上記パラグラフ、お読みになりましたね?
……。
勘弁してください。
hを抜けば「中のコンテンツに直接来て欲しくない」という製作者の意図を尊重しているのか。ありえねー。
ttpから始まるアドレスが紹介されていたら、そのページを見たい人はアドレスをコピペしてhつけて飛ぶわけで、そのアドレスからトップのアドレスを推測してトップにアクセスする人はめったにいないだろう。
ディープリンクが勝手口まで手を引いて連れて行く行為に等しいとしたら、h抜きのURL提示は勝手口の場所だけを教える行為に等しいんじゃないか?
どっちも「玄関から入ってほしいという家主(=製作者)の意図」を無視しているという意味では似たようなもんだと思うんですが。
(そもそも「リンクはトップのみ」という主張に関しても言いたいことがあるが、それは別の話)
検索エンジンのロボットに巡回させないためとか、2chみたいな場所で手当たり次第にクリックされるのを防ぐとか、そういう理由で「製作者が不利益をこうむるのを防ぐ」ためのh抜き、てのも存在します。でもそれって、どっちかというと「特殊なケース」じゃなかろうか。
さらに言わせてもらうと、リンク元のアドレスは、サイトの状況を分析するためのすごーく重要な情報なのである。(なに言われてるか心配だから、あえて見ないという人もいるみたいだけど)
だから、いちサイト製作者としては、「なにがなんでも直リンクはアウト、自動リンクされる場所ではhを抜いて記述」というのが問答無用のマナーとしてまかり通ってしまうとむしろ意図に反する事態だし、めちゃめちゃ不利益なんですが。
もちろん、そういうふうに「分析される」ことを嫌っての、自衛目的のh抜きもあるだろう。「このページを紹介したいけど、自分が紹介したことを相手に知られたくない」というような心理ですね。これに関しては、まあリンクされる側としては残念だけど、紹介するほうの自由かと思う。(自意識過剰だと言いたいケースもあるが、それも別な話)
まあ、だらだら書きましたがようするに、小さな親切大きなお世話。
自分が所属してないコミュニティの中のローカルルールとして言われてるぶんには苦笑してりゃいい話ですが、こーゆーネット初心者全般を対象にしているコラムで堂々と書かれるのは、ほんと、勘弁してくれって感じですわ。泣けてくる。
別のブログに書いた論調とほとんど同じですが、あまりにも気になったので繰り返し主張してみました。
……この手のかる〜いコラムにアツク反論するのもアイタタ行為なんでしょうけどねぇ。すいません、このネタはどーにも気になってたまらないのです。
えっと、ttpの方は文月さんが語られている通りだと思います。
あと、画像直リンの場合は、別に「主に悪い意味で使われている」わけじゃないと思うし(直リン推奨のサイトさんとかも結構いらっしゃいますよね)、そもそも直リン禁止になってるのはサーバに負担がかかるからだから!そこ説明しないで「突然画像が変わったら素直に外しましょう」とかいい加減なこと言ってんじゃねぇ!みたいな。
「突然画像が変わっても平気だから、直リン禁止とか書いてあるけどリンクしちゃえ♪」
とかいう人が増えたらどうするんでしょうか。
ほんと勘弁してください2号でした。。。
こんにちは。コメントありがとうございます。お返事遅くなってすみません。
表現がわかりにくくて失礼しました。第2段落(「普通リンクと言えば〜」)と第5段落(「意図せずして〜」)という意味合いです。
なんというか、新聞社オフィシャルサイト内の記事とは思えませんよねぇ。困ったものです。